2018年09月07日(金)
ゼロコ NaYA coffeeライブ vol.2『ドライビングおにぎり』
2018年6月15日-17日の3日間、全3ステージを無事に終演しました。
『ドライビングおにぎり』は、東京で1度だけ行ったカフェライブの再演でした。
『ドライビングおにぎり』初演の様子はこちら。
<演目リスト>
・シャドーオープニング
・まるさんかくしかく(皿回し、輪投げ、キューブ、再生機器ボタン)
・組み合わせマイム(「朝の支度」と「だるさ」、「ウェイター」と「山頂にて」)
・サッカー、ヘディング対決
・コーヒータイム(クロス、コーヒー早送り飲み)
・ダンボールクロス引き
・夏待ち
・ドライブとおにぎり
・夜のドライブ
初演『ドライビングおにぎり』を終えた直後から、どこかで再演できないかと機会を伺っていました。
NaYA coffeeさんでのライブが決まって、『ドライビングおにぎり』という公演が、NaYA coffeeの空間に適していると思ったので、「やっと再演できる!やった!!」という思いで、今回上演しました。
ゼロコが公演の再演を行ったのは今回が初めてでした。
再演を行うにあたり、前回作ったもののどの部分を残して、どこを再構築していくか、どの角度から新しい風を吹かせるかといったことを考えて、再創作していきました。
再演って台本がある分、新作を作るより楽なのかなとか、ちょっとでも考えたことがありましたが、いざ取り組んで見ると全くそんなこと無かったです。全く。
再演に取り組みはじめて、第一に感じたのはむしろ「新作作るよりも大変だな・・・」でした。
初演を終えた直後の「こういう手もあったな」とか「もし、こうじゃないパターンだったら・・・」とか、考えていたこともたくさん思い出してくるし、
自分自身の「初演を超えたい欲」も当然出てきました。
作品について、少し経験がある分、初演よりも「こうしたい」「ああしたい」が多かった気がします。
後にわかったのは再演は、新作を作るのとは種類の違う大変さがあるんだなってことでした。
再演は、初演よりも俯瞰して作品を見ることができた気がします。
一度作ったものを再び向き合って考える機会は作品の深みにつながって行くし、自分たちでも気づかなかった一面も多く発見できました。
初めての再演はとても糧になりました。
今回も場を提供していただいたNaYA coffee( @naya_coffee)さん。
今回ライブ中のコーヒーはNaYA coffeeが作ったブレンド『ZELKOVA MELO Blend』を提供してくだざいました。
『ZELKOVA MELO』とは僕たちの以前のユニット名で、僕たち自身もとても気に入っていた名前なので、こうして使っていただいてとても嬉しかったです。
また、『ドライビングおにぎりビスケット』という特別メニューも用意してくださいました。
僕たちもこんな特別メニューがあることを知らずに、本番直前に知らされて高揚しました!
赤飯と梅干しおにぎりに見立てたビスケット。
こちらも好評で、僕たちもたくさんいただきました。
さらに、NaYA coffeeさんは伊勢入りしてから、本番までの間、閉店後のお店を遅くまでライブの調整に使わせていただいたりと、本番以外の様々な部分でもたくさん力を貸していただきました。
一緒になってライブを盛り上げて、作り上げてくださいました。
本当にありがとうございました。
NaYA coffeeで『ドライビングおにぎり』を上演できて本当に良かったです。
地元でこうして、自分たちが作った作品を発表できることをとても有難く思っています。
そして、地元の方だけでなく、遠方からいらしてくださった方もいて、心から感謝しています。
これからも僕たちがおもしろいと思うものをつくっていきますので、また足を運んでいただけたら幸いです。
また、NaYA coffeeライブ vol.3もできますように。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
濱口啓介